この度、カプースチン作品の幅広い普及を目指して、日本カプースチン協会を設立しました。 演奏会やイベントの企画、楽譜・CDの販売促進、最新情報の提供、 また協会会員や演奏家の相互の交流をはかり、日本のピアノ演奏、音楽文化の発展に寄与することを目的としています。

2023年12月1日金曜日

来年も「カプースチン祭り」開催します + アルファ

 日本カプースチン協会 木下と申します。みなさま、お変わりなくお過ごしでしょうか?

早速ですが、来年も「カプースチン祭り」を開催できることとなりました。331日(日)、今年と同じ戸塚区民センター「さくらプラザ」ホールにて、従来同様の3部構成のイベントです。13時ごろに開演、20時ごろに終演予定しております。

下記のように詳細はまだ検討中なこともあり、チケット価格、販売開始時期などは未定で追って改めてご案内いたしますが、第1部にご出演希望の方については、121522時から募集開始の予定です(詳細は後述)。

具体的な内容としては

第1部        カプースチン愛好家によるプロローグコンサート

第2部        川上昌裕氏によるレクチャー&演奏 ~〈ピアノソナタ〉の徹底解剖~(仮題)

第3部        スペシャルコンサート(仮題)

 

【第1部】はこれまでの祭り同様に、カプースチン愛好家の方々にご出演いただくコンサートで、この部分は無料公演の予定です。

【第2部】

カプースチンの20曲のピアノソナタは構成や規模、音楽の性格や書法がそれぞれまったく違います。ピアノソナタの魅力やその作曲法について、あまり演奏されない後期作品にも焦点を当てて解説していきます。カプースチンのピアノソナタを多く演奏してきた植松洋史さんにもご登場していただきお話と演奏でお届けする予定です。

 【第3部】

ピアニスト紀平凱成さんとゲストの共演者を迎え、おもにジャズからの影響に焦点を当てて、そこからさらに新たな創造の可能性について探ります。カプースチンの『トッカータ』Op.8を研究した成果、他楽器を交えた新コラボを含め展開していきます。この日のステージでしか聴けないスペシャルな演奏をお届けいたします。(ナヴィゲーター:川上昌裕)


もう一つ、お伝えしたいことがあります。
こちらは協会主催ではなく私個人による企画なのですが「カプースチンの夜会」と題したコンサートを、428日(日)に台東区西浅草にある「ミレニアムホール」で開催いたします。これまで「祭り」に何度も出演された伊石有里さん、福馬彩弥子さんを中心に、彼女たちが信頼を寄せるアンサンブルパートナー、さらにはカプースチンから作品を献呈されている西本夏生さんをゲストとして迎えた、多彩なメンバーによるオール・カプースチンコンサートです。詳しくは

こちら

をご覧ください。すでにチケットは販売中です(上記リンク内から購入サイトに飛んでいけます)。

以上、二つのイベントに多くの方々が聴きに来てくださることを願っております。

*「祭り」第1部ご出演希望の方々へ
12
1522時より、下記URLから募集を開始いたします。

bit.ly/Kap_Fes

下記の規定に沿ってご応募いただきたく、よろしくお願いいたします。

・カプースチン作品限定(カプースチン作品の編曲も可)。応募時に曲目も記入していただきます(ただし後日変更可とします) 

・ピアノソロ・連弾・ヴァイオリンやフルート・チェロ等とのデュオまで(トリオ以上の編成はナシとします) ・ピアノソロ・連弾・ヴァイオリンやフルート・チェロ等とのデュオまで(トリオ以上の編成はナシとします)・・・としておりましたが、トリオ以上も可とします。

1人(1組)原則7分まで(7分を若干超える場合は備考欄にその旨お書きください)

・予定募集人数(組数) 12(演奏時間が短い人が多ければ、増やすこともあります)

・出演料(未確定ですが、高くても)11000円+第2部・第3部のチケット代(二人で参加する場合は、11000+二人分のチケット。トリオ以上の場合も11000+二人分のチケットとします)。

・曲目が重複した場合はご本人に連絡しますが、変更をお願いするものではなく、重複したままであれば演奏順を離すようにいたします。

以上