事務局 木下です。
日曜日、カプースチン祭りを無事終えることができました。プログラムの捌け方、チケットの販売傾向などからすると、史上最多の延べ800-900名ほどの方々が来てくださったと思われ、この場を借りて厚く御礼申し上げます。第1部の愛好家によるリレー演奏、第2部の「シンフォニエッタ」レクチャー&演奏、第3部の紀平凱成さん・The Rev Saxophone Quartetの皆さんによる演奏・・・それぞれ違った面白さがあり、一日聴いていても飽きなかったのではなかろうか、と想像しております。
一人の作曲家にフォーカスしたイベントの主目的は、その作曲家を広く知ってもらうことにありますが、イベントに出演する演奏家を知ってもらうこと、演奏者どうし、もしくは演奏者と聴き手、聴き手どうしの間に新たなつながりを作ることにもあります。今回第3部に出演された紀平凱成さんは、7年前のこの「祭り」が不特定多数の人たちが聴いている舞台での、ほぼ初めての演奏だったのですが、7年の間に広く知られるようになり、今回は大きな進歩を遂げた演奏を披露されました。打ち上げの場では出演者どうしでの話が弾みましたし、今回聴いてくださった方々の中には「次回開催されるときには、友達を連れて来よう」と思った人もいらっしゃるのではないでしょうか。
こうした場を設けることが、演奏家、聴き手によい影響を与えることを漠然と期待しながら裏方の仕事をしておりますが、実際にそうした事例を見聞きすると嬉しいですし、お金には代えがたい喜びでもあります。
次回開催時期、場所とも未定ですが、また来年開催できるように準備していきたいと思っております。ありがとうございました。
もしご来場になった方がこれを読んでくださっているのであれば、下記からアンケートに回答していただけますと幸いです。
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