13日に行われた『カプースチン新譜CD発売記念
piaNA plays kapusutin トーク&コンサート』が大盛況のうちに無事終了しました。
当日は何気なく通りかかったり、たまたま楽譜を買いにいらしたお客様をはじめ
カプースチンファンとして事前にしっかりとチェックし、早々と用意された席で開演を待ち望む方まで
1階フロアが埋め尽くされるほどの大賑わいでした。
川上昌裕氏のトークから始まった今回のイベント。
piaNAの西本夏生さんは一昨年の夏、ロシアでカプースチンご本人と対面。
連弾曲の新しい作曲を熱望したところ、一旦は忙しいと言われたものの
昨年9月に新曲を知らせるメールが届き、2曲も書いてくださったそうです。(どちらもpiaNAへ献呈)
1stアルバムに収録されている曲を中心に
新曲ほやほやの一部を演奏してくださったり(もちろん世界初演になるわけです)
2台ピアノとして書かれた『マンテカ』をあえて1台で演奏するという大技を披露してくださいました。
おそらく1台で弾こうとして実現させたのはこの2人の他にいないだろうと川上氏。
piaNAから譜めくりの任務を受けた川上氏の
2人が二人羽織になったり、交差したり、もぐったり、
途中では靴を脱いだりといった
ピアノ演奏の常識をくつがえすクレイジーなパフォーマンスの度に
満面の笑みを浮かばせながら、
ノリノリで譜めくりをしている姿が印象的でした。
終了直後には、CDや楽譜を買い求めるお客さんでレジに行列ができるほど!
池袋店の方も
こんな行列久しぶりに見たと、イベントの成功を大変喜んでらっしゃいました。
そんなpiaNAのお2人にインタビューをさせていただきました。
-piaNAの由来はなんですか?
大文字のNは夏生、Aはあすかに由来し、
またpianoというふうにoで終わる名詞は男性名詞、
女性名詞にするとaで終わるものが多いことから、
女性のデュオであることを含めたpianaをかけて
名付けました。
-2人の出会うきっかけは?
2008年に行われた「カプースチンの祭典」というコンサートで出会い
その後2010年に夏生さんからあすかさんをナンパし、Duoを結成しました。
-1stアルバムをだすきっかけは?
自発的にカプースチンのDuo作品を残したいという気持ちからです。
-西本さんはスペインに留学中で、また録音もバロセロナでされましたが、
ヨーロッパでのカプースチンの認知度は
どの程度ですか?
日本ほどには普及していないと思います。知っている人もいなくはないですが
日本のようにイベントがたくさんあるというような動きはあまりありません。
-カプースチンの魅力って何ですか?
カプースチンの作品は、アマチュアや学生などがハマって広まっていく波も大きく
プロのピアニストだけでない新たな層からの支持も熱いということが魅力的の1つだと思います。
-今後の活動は?
今年の秋頃に何かコンサートをやるかもしれません!!
piaNAの2人は必ずや日本、そして世界にカプースチンの新たな魅力を発信してくれることでしょう。
今後の活動からますます目が、そして耳が離せません!
お2人の動画配信やブログなどもありますので要チェックです。
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